mother earthについて

日本の暮らし。そして、インドの暮らし。

それぞれ場所は違えど、世代を超えて受け継がれてきた今なお生きる智慧がある。

わたしたちは、ヨーガや世界最古と言われる伝統医学アーユルヴェーダ、ヴェーダーンタ(インド哲学)、アーユルヴェーダの薬草を使った染めもの(薬壺染め)、農、そして親と子が育ち合う場作りなどを通して、こころとからだの健やかな日々、そして人としての成長をたいせつに、活動しています。

mother earth (旧ヨーガ堂・土-tsuchi-)の沿革

2001年頃から毎年のように渡印を続け、yoga, ayurveda, kirtan, vedantaなど、現地での学びを続けています。

2008年  
大阪茨木市にてヨーガ教室「ヨーガ堂・土-tsuchi-」をopen

2009年  
プラーナヤマ講座 /  桂歌之助落語+ヨーガ WS

北インド(ウッタルカシ)にて全米ヨガアライアンスRYT500カリキュラム修了(nana)

2010年  
4回連続 瞑想講座  /  特別アーサナ講座

2011年  
Positive Thinking講座1・2(パドマパティ雅子氏)

インド・アシュラムの半日ワークショップ / 太陽礼拝ワークショップ / バガヴァッドギーターへの誘いWS / 瞑想講座

ひろしまヨガピース Swami Paramatomanandaji 講義に参加
Swami Govindanandaji のサーダナインテンシブコース参加(南インド)
アーユルヴェーダクリニックのDr.Sundarよりアーユルヴェーダを学びはじめる(南インドcoonoor)


2012年
第1期アーユルヴェーダ基礎講座 全8回 / 「ヨーガ~ヴェーダンタ」Half Days講座全5回 / 第2期アーユルヴェーダ基礎講座 全8回 / 第2期アーユルヴェーダ平日基礎講座 全8回

Swami Dayananda Saraswatiのヴェーダーンタキャンプに参加


2013年
第2回「ヨーガ~ヴェーダーンタ」 Yoga Days講座全6回 /  tsuchi teacher trainig(ヨーガ堂・土-tsuchi-ヨーガ講師養成講座開催)/ アーユルヴェーダ栄養学講座 全7回

Swami Dayananda Saraswatiのヴェーダーンタキャンプに参加


京都烏丸河原町にてヨーガ堂・土-tsuchi-烏丸教室をOPEN


2014年 
第3期アーユルヴェーダ基礎講座 全9回

Swami Paramatomanandaji のヴェーダーンタキャンプに参加

2015年 
アドラー心理学とヨーガWS全4回

アーユルヴェーダのパンチャカルマ浄化法とアーシュラムでの儀式を終え、第1子誕生。子育てのため烏丸教室CLOSE


2016年
アーユルヴェーダ オイルマッサージワークショップ 
茨木教室CLOSE


2017年 
インドアーユルヴェーダリトリートツアー開催 / アーユルヴェーダ 栄養学講座(大阪)/ アーユルヴェーダホームレメディ講座(大阪)
鳥取県智頭町に移住。

2018年 
インドアーユルヴェーダリトリートツアー開催/ 自然栽培米田植えWS / 薬壺染めベンガラ染めWS / 大山森のようちえん全国フォーラムで薬壺染めスタンプWSの出展

屋号を「mother earth」と改める。

アーユルヴェーダのハーブを使った染め「薬壺染め」を開発

アーユルヴェーダのパンチャカルマ後に、第2子誕生


2019年 
薬壺染めWSを複数回開催 / 智頭町なぎ地区振興会にて「ココロと体の健康」講演
大屋公民館にてヨガクラスをスタート / 京都下鴨神社にてクラフト市に出展

10月 第41回日本アーユルヴェーダ学会研究総会に薬壺染を出店

子どもたちとともに歩むプロセス

「なぜ、子どもが欲しいのか?、なぜパンチャカルマを受けるのか?」と師匠でもあるインドのアーユルヴェーダ医師Dr.Sundar氏は優しくも鋭い声で私たちに問いかけてきたことがありました。答えに窮するも 気がつくと「それはダルマだからです」と口に出していました。
「ダルマ」を説明するにはたくさんの例え話や解説が必要になります。日本で仏教的に伝わっているダルマ=法も、なんだか少し堅苦しい。ヴェーダーンタを理解するトピックにおいてこのダルマは大きなことの一つです。もしかすると、ダルマこそ学ぶべきことなのかもしれません。
ここではダルマはダルマとして置いておいて、ともかくも私たちはグラハスタ、子どもを育て、家族を養って、成長していくプロセスを選択したのです。

子どもを育てていこうと決めた頃から、家族がどういった形で成長していくのがいいのかを模索してきました。Yoga、Ayurveda、Vedantaの教えに沿って考えたときに、いま私たちが最も大切なことは何か?を問うてきたとき、子どもが育っていく環境はどのようなところ、どのような人のつながり、どのような学びが大切になるだろう、ということでした。できるだけ自発的な人とのつながりと、自然な環境、決まったプロセスを踏まない自由な学びができるようなところ、を探したときにふと出てきたのが「森の中で育てたい」だったのです。森、そして保育園、をキーワードにすると現れたのが「森のようちえん」という考え方でした。鳥取県智頭町はその森のようちえんを実践している場所でした。
実際 森のようちえんを目的として移住してこられるファミリーも多く、いろんなバックグラウンドを持った人との繋がりが田舎暮らしをより一層魅力的にしてくれました。

徳島のフリースクール、トエックとの出会い

鳥取県智頭町が森のようちえんとの出会いとなり、ここで安住と信じていたのですが。

2020年、子どもが森のようちえんに不登園になってしまったのです。原因は子ども同士の気持ちのわだかまり。子どもの自らの成長を信じるというスタンスでの「見守り」がうまく機能しなくなったのです。こんな時どうすればいいのかと悩んだ末に出会ったのがカール・ロジャースのカウンセリング、Person  centered approachを土台としたフリースクール、ようちえんを運営しているTOECでした。

カウンセリングを学ぶほどに、ヨガ、ヴェーダーンタの本質に近づいていくことを感じる日々。子どもとともに岡山にあるフリースクールのスタッフとしてどっぷりと「あるがまま」の世界を体験したのが2021年です。(この時期mother earth は休眠していました)

2022年、フリースクールのスタッフを辞め、ヨガの考え方とカウンセリングを土台にしての自主保育を続けてきて、実感することは、「あるがまま」を認めるということの大切さ、そしてそれがある場において、人の可能性が開く、その力強さ、驚き、です。

森のようちえん、フリースクールの立ち上げ

トエックでの研修、子どもたちの日々の自主保育を重ねていくなかで出会う人たちがいます。それぞれの思い、気持ちを受け止めながら、自分たちに何ができるのか。自分たちにしかできないこととして、ヨーガ、アーユルヴェーダ、ヴェーダーンタを踏まえて、これを補完してくれるカール・ロジャースのカウンセリングマインドを、保育と教育の中心にしたようちえん、学校を立ち上げたい、といま準備を整えているところです。