1月も終わりになってのご挨拶となりました。大変遅くなりまして失礼しております。
あらためまして、明けましておめでとうございます。
2017年は、年始よりインド・コインバトールのアーユルヴェーダ・クリニックのツアーを開催、16名程の参加者と共に10日〜1ヶ月のトリートメントを、また春から冬にかけてアーユルヴェーダの2講座を開催することができました。多くの方々とともに貴重な体験を共有でき、とても嬉しかったです。
8月には新たな拠点となる智頭町のスペースにご縁をいただきました。10月より改築をすすめ、年末には引っ越しを完了しました。まだまだ完成にはほど遠いのですが、できるだけ早くみなさんに来ていただけるようにすすめていきたいと思っています。(一緒に大工仕事をしてみたいという方はどうぞご連絡ください)
2018年は、講師takeshiとnanaは年が明けてすぐにインドへと飛び立ちました。
ヨーガの中心地といわれるリシケシに4年ぶりに訪れ、スワミジにご挨拶できて素晴らしい新年の始まりとなりました。その後、昨年と同じく南インド、コインバトールの高地、クヌールのアーユルヴェーダクリニックを訪れています。2月には講師hirokoも合流し、私たちの先生であるDr.Sundarより様々な学びを深めていきます。
今年もみなさんのこころとからだの健康、ご家族、まわりのすべての人々が幸せでありますよう、
ヨーガ堂・土-tsuchi-でのヨーガとアーユルヴェーダの学びをご一緒に深めることができますよう、
悠久の智恵の大地、インドよりお祈り申し上げます。
2017年 ありがとうございました
クリスマスの雰囲気がまだまだ強く残っていて、
改めて新年だから用意する何かがあったという感じでもなかった気がします。
場所にもよるのかもしれませんが。
とくに祭事ごとはヒンドゥーの暦に倣うのが主流なので、
太陽暦の新年行事は カタチだけといった感じ。
新年への入れ込みは日本人と温度差が結構あります。
12月や1月の雪景色とともに迎える新年は
バッタバタの引越しとインドの荷造りを済ませ、
京都にてようやくひと息、大晦日と新年を迎えることができそうです。
ブログではこの場をお借りして 皆さまへ今年最後のご挨拶とさせていただきます。
皆さまの温かいお気持ちとご協力に救われて、
一年無事に活動を終えることができました。
2018年は、1月〜3月下旬まで またインドです。
春以降は、智頭教室オープンに向けて整え、
家という持ちもの
先日より メールやブログにて
土教室の新天地となる場所、家のご紹介をしています。
http://yoga-do-tsuchi.blogspot.jp/2017/10/vol1.html
家。
ごくふつうの一般家庭においては
こんなおおきな物理的な持ち物
そうそうない。
易々と手放したり買い換えたりしない持ち物であり、所有物。
目下、自宅となる家の大改装中ですが、
いろいろと 考えさせられます。
いや、デザインとかでなくてですね、
家族が生きていくうえで
ほんとうに必要な要素は何かということを。
わたしたち
生まれてきたときは なーんも持たずに生まれてきて、
(からだとこころは持ってきたけどね)
死んでいくときも この世界のモノはなーんも持って行けないです。
(ある種のカルマは持ってゆくといいますネ)
(そして 目に見えるからだ以外のからだも、持ってゆきますけどネ)
たいせつな土地も
たいせつな服も
たいせつな家族も
たいせつなお金も
たいせつなエゴも
たいせつな家も。
あと何年 この人生があるのか分からないけど
これからさき、自分や家族にとって 家というものがどんな存在であるべきか。
家というものが どんなふうに機能していくべきか。
考えますね。
限られた労力と資金と時間。
生きてきた途中で たくさん身に付けてきてしまったラグジュアリーな感覚。
いらない要素を、落として、落として、落として
はだしで土を踏みしめたときに、
衣一枚で風に吹かれたときに、
天を仰いで顔に雨粒を浴びたときに、
もしこの家が朽ちたとしても、できるかぎり自然に還ってもらいたい。
そして ”じぶんたちの” 家、 ”じぶんたちの” 土地、という感覚ではなく
自然から 一時、シェアしてもらっているんやという意識で、います。
土の家は、ご縁ある方々が 交流する場であり、
ヨーガやアーユルヴェーダという道具を通した みんなの想いがつながる道具箱のようなもの。
土の家が わたしたち家族はじめ、関わる方々にとって、生きることの土台作り、生きることの本質を 見定めていけるような空間にできたら。
そんなふうに、考えます。
といっても、制限も もちろんありますわね。
むかし、フランス西部の田舎やアルプスの山奥で、
自然に浸りきって生活していたことがあります。
虫も動物も友も 生活はみーんな一緒でした。
横も、縦も、どこも隔たりはなかった。
「じぶんらしさ」に還れた、とてもたいせつな宝物。
この体験の軸が、
いまなおわたしを支えてくれていて、
生きることの原点でもあります。
あのときのように… と、懐古的になっているのではないんですが、
制限はある中で、今 できることを、しかるべく選択をして、できる範囲で、
この原点に すこしでも近づけるように、と思っています。
あっという間に、今日は金曜日。
みなさま、心地よい週末をお過ごしくださいね♩
blog:実りの秋 vol.1
つちつうしんで実りの秋を投稿しました
blog: 親子ヨーガ
つちつうしんで親子ヨーガのブログを掲載しました。